税金対策部
記帳・確定申告
自分の所得は、自分で計算して、自分で税額を決めて申告するのが「自主申告制度」で日本の確定申告の基本です。民商では、支部、班を中心にして、皆で税金の仕組みや納税者の権利を学習しあいながら申告準備を行い、記帳・申告を行います。もちろん、商売暦の長い先輩会員や、事務局員、場合によっては、顧問の税理士さんに教えてもらいながら学習しますので、簡単に記帳・申告が行えます。
税法が変わり2014年所得300万円以下の方も記帳が義務付けられました。パソコンを使って簡単に記帳が出来るよう、婦人部主催でパソコン記帳教室も開催しています。
税務調査(事後調査)
税務署による一般的な税務調査(事後調査)は任意調査です。国税庁の指導では税務調査は「犯罪捜査ではない」「納税者の理解と協力を得て行う」ものとされており調査理由や年限・税目など11項目の「事前通知」が義務付けられました。任意調査だからといっても、そのまま放置すれば大変なこととなります。税務調査への対応には普段から「納税者の権利」をよく学習して権利を身につけておくことが肝心です。税金対策部では、そのような正しい「権利意識」を身につけ、税務署に対応できるよう対策を立てています。
確定申告
自主計算して、自主的に作成した確定申告書は、毎年3月13日(休日の場合変更有)に全国一斉に各税務署に申告書を提出します。(集団申告・重税反対全国統一行動)集会をした後、会員全員で税務署に向けてパレードした後、原則として自分の手で申告書を提出します。
自分の申告書を自分で提出するのは、国民の「義務」であり併せて「権利」です。是非ご参加ください。
税務調査についての10の心得
- 自主申告は権利
- 相手の身分確認を
- 不都合なら断りを
- 信頼できる立会人を
- 調査理由を確かめよう
- 調査は目的の範囲に
- 承諾なしの侵入は違法
- 勝手な取り調べは違法
- 承諾なしの反面調査は断る
- 印鑑は命
税金・保険料の滞納処分から身を守る10の対策
- 営業と生活を守るのは当然の権利
- 書類は捨てず、必ず見る
- 営業と生活の見直しを
- 権利として「納税の猶予」の申請を
- 担保に先日付小切手は絶対きらない
- 生存権的財産は憲法に基づき保障される
- 差し押さえには「換価の猶予」や「差押えの猶予」を
- 高すぎる延滞税は免除が当然
- 差し押さえに関する滞納者の保護規定の主張を
- どうしても払えないときは「滞納処分の執行停止」を
経営金融対策部
融資
経営金融対策部では、商売に必要な資金を金融機関から融資を受けるためのノウハウをこれまでの経験や知識を元に会員の皆さんにアドバイスできるよう日々学習しています。また、兵庫県商工団体連合会などと力を合わせて、県や市などの行政機関、兵庫県信用保証協会や地元金融機関に対し、商売を続けるための要求を出してきました。そのために、規制の緩和また新しい融資制度が創設されたり条件緩和されたりしたことも少なくありません。また、返済方法や金額などの条件変更、借り換えなどのご相談にも応じています。
金融
公的金融機関から融資を受けれず、やもなくクレジットや消費者金融の高い金利を支払っている業者さんが未だに散見されます。灘民商では以前から「みなと会」という「クレサラ道場」を立ち上げ、高利の融資問題に取り組んできました。昨今そういった事例も激減してきましたが、多重債務や高金利に悩んでいる業者も少なくありません。商売を止めずに続けるという立場で一緒に考えて取組でいます。
経営相談
経営金融部会では、いかにして商売を続けていくか?発展させていくか?という観点から毎月第2第4金曜日に定例的に「何でも相談会」を開催しています。商売に関することは何でも、また、商売にかかわりなく、生活相談でも受け付けていますのでお気軽にご相談ください。また、自らの商売の参考にするために毎年、企業見学ツアーを企画実施しています。
財政部
青年部
灘民商青年部は、原則45歳以下の業者青年、会員の2世を対象に、これからの未来に向かって、夢や希望を語り、全国の業者青年との交流を通じて幅広い人脈 の広げて自らの事業の役に立てようとする若者の集まりです。もちろん45歳以上の方であっても「自称 青年部」も大いに歓迎です。
春の「BBQ大会」、初冬には「カニカニツアー」、年末の「餅つき大会」は定番として、年間を通して、季節ごとに楽しい交流行事を行い、また上部団体の 「兵商連青年部協議会」や「全商連青年部協議会」また他の民商の青年部とも連携しながら交流を深めています。この運動を支えるため、原則として45歳以下 の会員さんには全員入部をお願いしております(会費月200円)
青年部餅つき①
青年部餅つき②
青年部餅つき③
青年部スタンプラリー
婦人部
業者婦人は夫の仕事を支えながら、もしくは自らが事業主になって、営業を続けながら家事や育児をこなせるように、さまざまな要求運動を行っています。(就 学援助金の申請、中学校給食要求の取組み、パソコン記帳教室、国保や税金の学習等々)また、パワーストーン教室やハーブティー教室など趣味を生かした楽し い「女子会」なども行っております。「婦人部の活動を支えるため」女性の方、事業主の奥様には原則入会していただいております。(会費月100円)
婦人部パワーストーン教室
建設系部会
灘民商労働保険事務組合
従業員を1人以上抱える事業主は、必ず政府主管の「労働保険」に加入しなければなりません。その事務手続きや年度更新、確定申告などを行うため、灘民商には厚生労働省認可の『労働保険事務組合』があります。従業員が1人以上いて、もしくは自分自身の特別加入が必要だと思われる方は是非ご相談ください。