全国商工団体連合会(全商連)に加盟する灘民主商工会は、小企業・家族経営の営業と暮らしを支えあう、助け合い運動に取り組む中小零細業者の非営利団体です。
全国商工団体連合会(略称・全商連)には、北海道から沖縄まで全国600の民主商工会(民商)が都道府県連合会ごとに加盟しており、民商‐県連‐全商連を合わせて「民商・全商連」と呼んでいます。会員は、従業員9人以下の個人事業主が中心で、業種は建設・製造・料飲・小売・サービスなどいろいろです。
会員数は約17万人超、毎週、発行している「全国商工新聞」は23万人の読者によまれ、会内外の中小業者をはげましています。
私たち灘民商では、神戸市灘区を中心とした中小零細の商工業者を対象としており、記帳、税金、融資、や労働保険などの営業サポート、国保や年金、行政問題や法律問題などの生活サポートを行っています。
民商・全商連運動の3つの理念
- 民商・全商連運動は会員の利益・幸せだけでなく、中小業者全体の幸福とつながっている。要求と活動方法が道理に合ったものであったからこそ、さまざまな権力的攻撃のなかでも一貫して前進している。
- 団結こそ何ものにも勝る宝である。みづからが大きく団結したときこそ、中小企業の切実な要求を実現することができる。
- 中小業者は、共通する要求で、労働者、農民などの国民各層とともにたたかうならば、その要求実現のみちをさらに大きく切り開くことができる。
灘民商の歴史、あゆみ
灘民商は1971年7月11日に灘・東灘民商より分離独立し、主に神戸市灘区を中心に活動しています。
この間「商工業者の営業と生活・権利を守る運動」に邁進してきました。
特に、多重債務問題については、「クレサラ道場 みなと会」を立ち上げ、平成19年の最高裁判例を勝ち取る中心的役割を果たすなど、中小業者の営業と生活にかかわる切実な要求を支部・斑を基礎に要求あるものが先頭に立って団結し勝ち取ってきました。まさに「中小企業の駆け込み寺」的な役割を果たしてきています。
灘民商の活動とは
会員でひいきごとに役員会を構成し、記帳や税務調査、有志、開業の相談や税金・国保・社会保険料等の納付相談、各種経営や学習会などを行っています。
事務局(事務局員)とは
灘民商の事務所には、事務局員が常駐しています。(月~金 午前9時から午後7時まで)事務局員は、会員・役員とともに会の運営・組織・財産を守り、会員のみなさんのさまざまな要求を役員会と一緒になって解決していきます。
また、会員の相談の窓口となり、会員から寄せられたさまざまな相談・要求を役員会に伝え、解決していくお手伝いをします。